モノ作りの限界

  
NikkeiBPのTechOn!は結構好きで見ているのですが、
「モバイル/ユビキタス先進国」の自覚と役割の記事にはちょっと、「???」が。。
  
問題提起の部分が、何か奇妙な印象をうけるのです。
モノ(機械や技術)ではどうしようもない、人間関係に行き着く部分だから、
うまく人間関係(信頼関係)を構築できていない人の事例にしか見えないのです。
  
モノ(工業製品)はあくまでも道具でしかないのでは?
それ以上でもそれ以下でもないわけです。
道具が人間を超えることはないんじゃないかなぁ?
  
「ハンドルを握ったら人が変わる」なんていう人や
「あいつにカラオケのマイクを渡したら。。」なんていう人がいたりする
わけで、、これは、各個人の性格や精神面での依存が問題なのでは
ないのかなぁ?と思いました。
  
「車を買っても、車でどこにも行くところがない人はどうすればいいのですか!」
という事と同じに見えてしょうがないのです。
  
工業製品で人の心を救えるか?といえば、、
人の心を救えるのは人間にしかできないと思うので、
ただの道具である工業製品ではどうしようもない限界ではないか?と思います。
   
工業製品やインターネットはあくまでも、
人間と人間の間を仲介する程度しかできないただの道具なのですから。
  
実在する人物なのか、ある人物との思い出なのかは判りませんが。。