スウィフトに見る皮肉

   
ここを見ていたのですが、"アイルランドにおける貧民の子女が、その両親ならびに国家にとっての重荷となることを防止し、かつ社会に対して有用ならしめんとする方法についての私案"(by ジョナサン・スウィフト)を思い出しました。
  
TVや新聞、雑誌などで見かける、国民健康保険を払えないという人たちや、
就学補助を受けている人の日本での割合を見ると、、、
スウィフトのこの文章に秘められた強烈な皮肉を感じます。
  
そして、氷山の一角たる富裕層が、
税金が安いだけでは住み続けるとは思えません。
国や政府がどんなに優遇しても、いずれ「安全」が
安く手に入る国に住むのだと思います。
     
そのうち、日本国内で物を生産し、国内で売ることが非経済的なので
経済的な海外の動向しか気にならない団体が続出したりして。。ね。。