「志」の高い低いねぇ

  
DANさんのブログで、志まで雇われたいの?はおもしろいですね。
  
私、「志」って何かよく判らなくて、辞書引きましたよ。
  
gooの国語辞典では

こころざし 0 【志】
  
(1)心に決めて目指していること。また、何になろう、何をしようと心に決めること。
「―を立てる」「―を曲げる」「事―と違(たが)う」「―を同じくする」
(2)人に対する厚意。人を思う気持ち。
「お―だけはありがたくいただきます」
(3)好意・謝意などの気持ちを表す贈り物。また、故人を悼んで供える物やお布施などの上書きの語。
(4)追善供養。

  
うーん、どうやって、「高い」とか「低い」って判断できるのでしょうか?
どうやって、「植えつける」だの「育てる」だのできるのかなぁ?
志があるかないかを判断することはできると思いますがね。。
    
Danさんのブログの中に出てくる、
  

しかし、それを会社に求めるのは間違っている。
  
会社がとるべき態度は、せいぜい志を会社のデスクに置き忘れても、そっとそのままにしておく程度でいい。あるいは、「20%ルール」とでもいうべきか。会社はオフィシャルに金も出さないかわりに、社員の遊びに対しては放置する。この程度なら「福利厚生」で片がつく。

  
ここにはまさしくその通りだと思います。
  
私が思う部分の「志のある人」の就職や転職というものがもしあるのなら、
あくまでも、自分の人生の目標の中において、
志ゆえに、通過点のひとつとして、会社などの組織を利用する人でしょう。
   
つまり、組織に入る前から「志」がなければ、
転職だけでなく、人生もおぼつかないという気がします。
(といいつつ、私もそれを見つけるまでにバカなことをしたりと、少し時間がかかりましたが。。)
   
「志」って結局、真剣な遊びからやってくるので、人から言われたとか
雑誌から読んだから というきっかけだけではなく、
自分で確信してこそ意味があるものではないのかしら?
    
それを「高い」「低い」と断ずることはだれにもできず、
おそらく、「弊社にはいったら、この部分までは協力できます」
という程度のものでしかないのではないのかなぁ?
    
あるいは、「あなたの志には、もう弊社では何も得ることはないでしょう」
といずれ言わしめるような成長を見せる社員がいるのかもしれません。