格差社会と少子化

http://d.hatena.ne.jp/mkusunok/20060309/birthrate
ここを見ていたのだけど、雑感をいれてみましょうか。
  
まず、育児休暇がある人ということは、
正社員で勤務しているということでしょう。
  
派遣社員やアルバイト、パート、期間労働者には、あまり見かけません。
そういった非正規採用の労働者はどうなのかが見えていません。
  
ここからは、「負け犬」な私の雑感ですが、
  

  • 自分の雇用が安定しないのに、(自分が食べていくだけでも精一杯なのに)子供を産もうとは思えません。
  • 介護や子育てをしながら仕事を続けるには、拘束時間(残業などの実労働時間)が長すぎます。(最近は、休暇はとりやすくなったらしいですが。)
  • 介護などで残業ができないという事情があるなら、正規雇用(正社員)での採用はまずされないので、非正規雇用になってしまいます。
  • 自分の親の介護をするのに精一杯で疲れているので、結婚して相手の親の介護も将来的にあるのに、子育てなどの重荷は抱えられないです。
  • なぜか介護や子育ての苦労がわかる人が企業の男性にはとても少ないです。

(「介護(子育て)なぞ誰でもできる。」と言う人に限って、介護(子育て)も未経験者)
何度かこの条件(「残業なし」「出張なし」「転勤なし」)で入ったのに、
リーダーたちが「残業」を暗に言われるので困ったことはあります。
  
なので、私からの提案とするなら、育児休暇だけではなくて、
  

  • 労働時間の見直し(残業の取り扱い)

(単に、残業しない人がいても白い目でみないで、労働時間内の効率をあげる)

  • 在宅勤務の可能性
  • 残業や出張なしという条件でも能力ある人なら正規採用をする。
  • 一時期、非正規雇用であったとしても、人物を信用できないとして書類選考で落とさない。
  • 労働時間の長さではなく仕事内容で人物の総合的な評価をする。

というところでしょうか?