情報学ってそうだったのか!


tssさんのコメントにトラバ送りなおします。

スラッシュドットでの改善すべきは情報学よりも数学の現状なのではというコメントを見て、なるほど!と思いました。
  
数学は確かに、面白い。
ただ、英語と同じく教えることがとても難しいものです。
教えることができる人と時間があまりないともいえるかもしれません。
  

IT業界の方々は「情報学」を電算機や通信網などの知識や技術に限定して考えがちのようですが、本来の意味の「情報学」とは、情報の、収集、評価、分析、利用、についての手法を扱う学問で日本には明治初期に持ち込まれました。
その時代にコンピューターなどありませんから情報学イコール電算機学みたいな認識は誤りなのです。
要するに情報学は、哲学や論理学の系統に属する学問なのですが、古来、哲学者が同時に数学者であったように現代でも論証法は数学の範囲に含まれます。ただどこの学校でも時間不足できちんと教える時間が無いのが悩みどころなのです。
例えば図形の検証問題や統計は職業高校では熱心に教えていません。時間がありませんから。
論理的思考法の涵養には欠かせないはずの内容でも受験以外に必要性が薄ければ扱えないのが現実です。

思うのは、「実用性のある」学問より、すぐにはわからないけど
年月をたつと必要とわかる学問が意外と重要であることでしょうか。
  
ただ、あまりにも思想や、思考法、という分野で、
漠然としてしまっていて成果がわかりにくい分野ですかね。
  
でも、ないとすこし苦労しますね。

哲学者というとあまり身近な存在ではないですが、
「人生哲学」に関わる本なら、今の書店にいけば多種多様な分野で
見つけることができます。
  
うまい言葉をどこかでみつけたのですが、見つからないので後から書き足します。