雇用情勢について
会社じゃなく個人も,ちゃんと長期的な視野で誰かが育てないと大変なことになるよなー.特に「失われた10年」に社会人デビューした僕らの世代は大変そうだ.
ちょっと笑える実話があるので言うと、
私は、外国人しかいない外資系企業の唯一の日本人社員として
仕事で英語は使っていた。どうもかなり高度な専門用語であったようだが
一般的な英語ではなく、6年前に使っていた範囲は TOEIC 830程度だった。
その後、4年前には、TOEIC 905までとったのだが、
転職した会社は全く英語を必要としなかったので評価されず
何年も英語をつかわないままでした。
飽きたので派遣であちこち行っきました。
しかし派遣先で某社の事業部長の日本語文書を英訳したところ、
相手企業から「こんなに判りやすい英語文書は初めてです!」とべたぼめ。
それ以来、その部の英訳は、私に最終的な ProofRead を聞きに来る人が。。。
(名前を出せないけど誰もが知ってる純粋な日本企業)
病気や家庭の事情で勤務できない状態となり
しばらく休養してから派遣などの会社を探していたら。。。
会社:「英語の資格は何かもってますか? 経験は?」
私:「昔はあったけど現在なし。(TOEICは2年で失効しますから。)
経験は数年来で特になし。(病で臥せってましたから」
とすると、大体の派遣なところは否定的です。(笑
ダメなところは、内容を見ないのです。(わら
使えない資格や、見てくれだけのところを採用するのです。(わら
英語を知れば知るほど、TOEICで905あったときでも、
英文の契約書や読み砕けないし、会計用語はわかりません。
英語に限らず言語は奥が深いです。
よく企業の条件ででてくる「ビジネス英語」というものも、
どの程度の専門用語が必要なのかわからないので、
「ケンブリッジ大の教授と学会で専門分野で議論する程度」なのか、
ただの失礼にならない程度の英会話でいいのかもわかりません。
#残念ながら私は、ケンブリッジ大の先生に、ラテン語の学がないのがバレ、
#「これだから、アメリカ人は」といわれる程度の英語力でしかないです。
現在までに、信念をもってして教育している会社には出会ったことはないなぁ。
社員ができないことができる派遣社員を募集して急場をしのぐところは見ました。
失われた10年ではあるけど、会社に育てられたこともないし
なにか助けられたことがないので、あまり会社という組織に期待をしていません。
大体、入社したらバブル後で「リストラ」が話題になった
「就職氷河期」世代ですから、
いまさら、人が足りないとか、2007年問題といわれても、
企業というものの無計画さしかわかりかねます。(笑
#もし人が急に1年に5才の年をとることがあるなんていうのなら
#不確定要素でしたでしょうけどね。
今まで、仕事では伯楽にであわなかったから、
会社などの組織にて、他者に育てられることを期待していません。
自分で自分の望むインターンシップを企画して、自分で自分を律し、
社外の人脈から自分を教育しているのが過去10年間においての唯一の
一貫性のある教育です(自己啓発ともいうか?)。
会社にはかない望みを持たないので、
いつか人を見捨てることがわかっている会社にしがみつくより
さっさと自分の価値を認めるところに自分を売るという転職をしますね。
労働者(従業員)はしょせん「使い捨て」という事実を
新入社員時代に叩き込まれた世代ですもの。