名古屋能楽堂正月特別公演

名古屋能楽堂にいって翁、三番叟、嵐山、猿婿(間狂言)をみてきました。今回はイアホーン解説もきこえたのだけど、おめでたい曲ばかりなので、囃子方地唄、舞がとても豪華でした。景色も解説されたら美しいものばかりだったのですが、本を読むような想像力は必要かもしれません。
  
翁については、去年の年初めにNHKで古体の翁をしていたので、その比較とすると、衣装がきらびやかで豪華なものでした。歌も舞もうつくしく、確かに祈祷(挨拶を)する「神」なのでしょう。
  
嵐山は謡(うたい)が美しいものでした。とにかく舞とその意味と情景がおもいうかべられれば楽しい曲となるものでしょう。
  
猿婿(間狂言)については、しぐさや台詞の猿らしさが嫌味なくして楽しいものでした。笑いどころがわかりやすくて、猿たちですら、めでたい日を大事に過ごすものなのですね。

約3時間くらいの出し物でしたが、「めでたい」と「舞」がキーワードだったとおもいます。